セットアップを始める前に、連続ミックス(DJミックス)に関する概要と定義をご確認ください。
連続ミックス(DJミックス)の作品を登録するには、作品やトラックの内容に最も当てはまるチェックボックスを選択するのが確実です。
DJという役割について
連続ミックスのミックスを担当したアーティストは、「DJ」という役割を選択してアーティスト登録してください。
作品レベルのDJとして登録すると、そのアーティストが作品全体のミックスを担当したことになります。連続ミックスの作品の編集者やミキサーは、この方法で登録します。
トラックレベルのDJとして登録できるのは、フル連続ミックスのトラックについて、個々のトラックをミックスして一つの連続ミックスファイルを作ったアーティストのみです。
連続ミックス(DJミックス)作品とコンピレーション
作品レベルで、「コンピレーション」のチェックボックスを選択できます。複数の異なるアーティスト(例:DJ Kicks, Back to Mine, Fabriclive)の曲を集めて連続ミックスを作った場合、コンピレーション作品として登録してください。
一方コンピレーションではない連続ミックスも存在します。例えば、オリジナル作品によるアルバムで、かつ収録作品の連続ミックスを含む場合などです。
コンピレーションに関する設定は、DSPでの作品分類、検索結果、アーティストページなどに影響を与えます。また、コンピレーション作品はContent IDサービスの対象外となります。
フル連続ミックス
複数の個別のトラックから構成される長いトラック(フルDJミックスなど)の場合、トラックレベルの「フル連続ミックス」のチェックボックスにチェックを入れます。
このチェックボックスは主に、作品が「フル連続ミックスを1曲含み、他の個別のトラックが存在しない場合」または「フル連続ミックスを1曲含み、あわせてミックスを構成する各トラックのオリジナル版を含む場合」に使われます。(ミックスを構成するそれぞれの曲は、連続ミックスに分類しないでください)
注意:フル連続ミックスのトラックを含む作品は、Apple Music / iTunesでは対象外のため配信できません。
連続ミックスに使用された個別のトラック
DJミックスから各曲ごとに切り出した場合、トラックレベルで「連続ミックスに使用された個別のトラック」にチェックを入れます。この場合、トラックの長さは曲の長さと一致し、トラックは連続ミックスの一部として聴かれることになります。個別のトラックを連続再生すると、連続ミックスをシームレスに聴いた場合と同じ聴こえ方になります。
このチェックボックスを使う際は、基本的に作品のすべての収録曲が「連続ミックスに使用された個別のトラック」になるはずです。
注意:Apple Music / iTunesでは、「連続ミックスに使用された個別のトラック」だけで作品が構成される場合のみ、作品を受け付けます。「連続ミックスに使用された個別のトラック」とそれ以外のトラックを同時に含む場合は、配信できません。
作品が要件を満たしておらず、Apple Music / iTunesへの配信を希望する場合は、別バージョンとして要件に沿った作品を制作してください。
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